長谷川ピアノ調律事務所 | 日記 | 谷村新司ピアノリサイタル調律(2013/12/8)

ピアノ調律とは 通り一辺倒なものではなく 演奏者の好みや希望に合わせて 初めて完成するものです

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長谷川ピアノ調律事務所 の日記

谷村新司ピアノリサイタル調律(2013/12/8)

2013.12.14

先日、谷村新司さんのコンサート「歌暦2013」のピアノ調律に行ってきました。
会場は、滋賀県大津市にある「ロイヤルオークホテル」でした。
ピアノは、「YAMAHA/C-7」 とても調律し易い良いピアノでした。ただ、かなり音は狂っていましたが・・・。加えて、ソステヌートペダルが全く機能しておりませんでした。
調律と、ペダル修理、そしてリハーサル後のユニゾン修正等・・・作業時間だけで、約3時間半ほど要しました。
しかし、良いピアノは調律していても気持ちが良いものです。本当に良い音していました。(状態の良くないピアノの調律も、それはまた違った気持ちよさや達成感があり、やりがいを感じるものですが。)
ピアニストは、石坂慶彦さんでした。まだ、お若いのですが、演奏はもちろん、作曲、編曲、テレビ出演など、多岐にわたる活動をされている、新進気鋭のアーティストです。当日、全リハーサルに立ち会わせていただいたのですが、その演奏は素晴らしかったです。中低音部フォルテッシモの強烈なタッチ・・・高音部の滑り落ちるような滑らかなピアニッシモ・・・。言葉にしますと、どうしても「ありきたりの表現」になってしまいますが、本当に感動しました。
そして、説明するまでも無い谷村新司さんの素晴らしい歌声が、その上に乗り、見事な音楽が紡がれていました。
このような、トップアーティストの感動的な舞台を作り上げるスタッフの一員として携われた事に、感謝と喜びを感じた1日でした。

谷村新司ピアノリサイタル調律(2013/12/8)

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